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2009年9月14日月曜日

コラムの月曜日:水都大阪2009、脱イベント論リターンズ

水都大阪2009を観に行ってきました。
訪れたのは中之島公園会場と八軒家浜会場です。



実はあまり期待しないで出かけました。
このイベントを手伝っている知り合いから
準備の状況など相当ネガティブなことを聞いていたからなのですが、
実際行って見るとフツーに楽しげなイベントでした。







ただ、このフツーというところが問題で、
水都大阪2009は本来水辺の楽しみを復活させよう、
楽しもうという主旨のイベントであって、
そもそもエコイベントでもないし
アートフェスティバルでもないし
多国籍屋台祭りでも
反原水爆イベントでもないはずです。

ごく一部を除くと
“おや?何のイベントだったけ”と思ってしまう。
靱公園で同じことをやっても成立してしまうんじゃと。

一方、八軒家浜で階段を下りると川に触れられる
親水空間は柵があって近寄れないし、
カヌー体験の方はすごく暇そうにしている。

水辺だからこそできる楽しいイベントでないと
水都の啓蒙イベントとしては落第です。

やっては見たけど
イベントの派手さのわりにその後に何も残らない、そんな危惧が感じられます。
御堂筋パレードが中之島に移ったという感じでしょうか。
建てては見たけど活用されないハコモノ行政のイベント版かと。

まあ、フツーに面白いイベントですので、
この辺も含めてどうぞご覧になってください。


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2008年5月6日火曜日

【脱イベント論】必ずしも「イベントが長く続いていくこと=成功」とは限らない

先日の日記でも取り上げた、京町家イベント『楽町楽屋』について、
「京町家友の会」の方が会報に興味深い文を寄せていました。
きのうの僕の日記に通じるところがあるので転載しておきます。

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(前略)
「町家を体感してください」という催しをいつまでもすることは不本意なことである。
町家の良さは、わざわざよその御宅を訪ねなくとも、自分の住まいで充分わかっているという人が
もっともっと増えることが本来の目的なのだから…。
「楽町楽屋」は、その役目を早く終えるためにこれからも続けていくべきなのか。
(後略)
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イベントが長く続いていくこと=イベントが“失敗”している、
ということありえるということです。

“その役目を早く終えるためにこれからも続けていくべきなのか。”
なんて悩ましい問題ですが、それは「楽町楽屋」が
イベントとして成熟したという証でしょう。
どう終わらせていくか、「楽町楽屋」はそういう時期に来ているのでしょう。

御堂筋パレードはその時期がずるずると続いたわけで…。



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2008年5月5日月曜日

【脱イベント論】高槻ってジャズの町なの?

昨日は高槻ジャズストリートで
事務所の周りは一日中ジャズが流れていました。
日が変わって今日。その余韻もなく
パタッと音がやんでいつものまちに。

高槻ジャズストリートは
いまやジャズフェスティバルとしてすっかり定着してはいるけど、
では高槻にジャズ自体が定着しているかというと
そうとは必ずしもそうとは思えません。

たしかにジャズが聴ける箱は多分ほかの町より多そうけど、
日常、町を歩いていてるとそういう気配は感じられない。
商店街のBGMがジャズだとか、
JAZZレコード屋さんが軒を連ねているとかいうことはないし、
たまに見かけるストリートミュージシャンもフォーク系だ。

高槻ジャズストリートはイベントとしては大成功でしょう。
しかし、日常的にはそのストックが死蔵されているような気がするのです。
ジャズのにおいのほかイベントに協力しているボランティアのパワーとか、
10万人近い参加者とか、ミュージシャンたちとか。

実際この10万人のうち普段の日に“ジャズの町”として
高槻を訪れる人はそのコンマ数%でしょう。

このストックを活かせば高槻はもっとよくなるのにと思うと、
もしかしたら相対的に町を衰退させているのかもしれません。
高槻をブランド付けるいいネタなのにもったいない話です。

最近こういうイベントをある期間ドカンとやるより、
小さくていいから日常的な場所で
毎日なり毎週なりコンスタントにやり続けるほうが、
世のため人のためではないかと思っています。

毎日がスペシャル、そのほうがまちはたのしい。


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