ラベル 高槻のスキップフロアハウス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 高槻のスキップフロアハウス の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年9月6日日曜日

ガルバリウム鋼板は“最強”の外壁材

春に自宅のカラマツ外壁の大々的補修を行いました。定期的にDIYで塗装していたのですが素人塗装では10年が限界のようです。

参考| 外壁とテラスに無垢の木を使うと経年でどれくらい痛むか、そして補修

カラマツ以外の外壁はガルバリム鋼板の一文字葺です。こちらはさびることもなくノーメンテナンスで15年を迎えました。くすんできていますが当初がギラギラ過ぎたのでちょうどいい感じです。建築家の頭と同じくシルバーグレーに落ち着いたということろでしょうか。何らか不具合があればカラマツの補修ついでに直そうと思っていたのですが全く問題ありませんでした。

竣工時(2004)の外観


2019年の様子。

ガルバリム鋼板についてはノーメンテナンスで、というのは設計の時から意図していたことです。ガルバリム鋼板は基本的にはさびません。塗装品の場合は色落ちなどで見栄えが悪くなりますが無塗装の素地であればくすんでは行くもののシルバーグレーの雰囲気は変わりません。メンテナンスが必要になることがあるとするとそれは止水性の劣化です。ここでは経年劣化が避けられないコーキングによる止水を極力避け、鋼板のかみ合わせによって止水するようにしています。屋根に使う工法を転用しているので止水性はばっちりです。

すべて手作業なので手間とコストはかかりますが15年ノーメンテナンスなので長期的には元が取れるでしょう。15年過ごしてみてガルバリウム鋼板のこの工法での外壁が“最強”であると確信しました。






2020年5月17日日曜日

外壁とテラスに無垢の木を使うと経年でどれくらい痛むか、そして補修

外壁やテラスに無垢の木を使うことを考えている方のために
経年でどれくらい痛むのか事例を紹介しましょう。

事例となるのは弊社設計の高槻のスキップフロアハウスです。
外壁はカラマツ、ウッドテラスにはベイスギを張っています。
竣工当時の写真↓

築5年外壁↓
この年からほぼ毎年DIYで塗装を塗るようになりました。
日には焼けてきましたがきれいな状態です。

築10年↓
雨や日射がよく当たる箇所の傷みが目立つようになってきました。
デッキは表面が黒ずんでいますがしっかりとしています。


そして築15年↓
外壁は全体的に黒ずんできました。
また今まで塗り重ねてきた水性塗装が経年劣化で日焼けの跡のようにぽろぽろと捲れてきました。

見栄え的にも耐久性的にもDIYでの補修はこれ以上は難しいと判断し工務店に塗り替えを依頼しました。
地面からの雨の跳ね返りの影響で傷みが激しかった足元については張り替えました。
ウッドデッキは全体的には大丈夫だったのですが一部朽ちていたので全面的に張り替えました。

補修完了の様子です↓
全体的に黒ずんでいたので思い切って濃い色で塗りなおしました。
張り替えた個所と既存のままの箇所で色が変わってしまいますが時間がたてばなじむでしょう。

塗料はキシラデコールを塗りました。工務店によれば外壁はこれで5年は持つでしょうとのこと。
それ以降は前よりいい塗料を使ってDIYしていく予定です。5年ごとにプロに頼むと結構かかりますから。
前は扱いやすさを優先してホームセンターで普通に売っている水性の塗装を塗っていました。
工務店によると前述の通り年数がたつとぽろぽろはがれていくことがあるそうです。
10年くらいはもつけれどもそれ以降を考えるとどうかなといったところです。次回はキシラデコールかなと思っています。


2018年11月11日日曜日

自邸のカラマツ外壁を補修する

高槻のスキップフロアハウスのカラマツ外壁を補修することにしました。
こちらは竣工時の様子↓


使用したカラマツは木童の南波から松。塗装はキシラデコール白木やすらぎ塗っています。

毎年(といいつつさぼった年もありましたが…)自分たちで塗りなおしていました。
そのためにカラマツは脚立で手が届く範囲のみ張っています。
使用した塗装はコーナンで売っていた水性木材保護塗料です。



これで結構もっていたのですが10年過ぎると痛みが目立つようになってきました。
特に地面から跳ね返った雨水があたる足元付近。



そして15年目を迎える今年、
いよいよ工務店を入れて本格的に補修することにしました。
痛みが激しい箇所は張り替えて塗装を塗りなおします。

いままでは木の質感がわかるようにクリア塗装だったのですが
張りなおした箇所との差が出てしまうので今回は色を付けます。
何色が似合うだろう?さて、どうなるかは後日。

2018年6月30日土曜日

新築住宅でどうすれば地震の被害を最小限に抑えられるか

大阪府北部地震の発生を受けて今週、先週と
何らかの被害があった戸建て住宅を確認しに行ってきました。

高槻のスキップフロアハウスは作り付けの本棚から本が落ちて
パソコンとプリンターが壊れたほかは被害は見当たらず。
まだ余震が気になる頃だったので屋根は後日確認することに。
鉄骨造なのでシロアリや腐朽の心配がなく、
壁の中身が見えるようにしているのでもし何かあったとしても発見しやすいようにしています。
構造的にはこれでだいぶ安心です。


大階段のある二世帯住宅では揺れで一か所室内引き戸がレールから外れました。
デザイン的にすっきり見えるように工夫をしていたのですが
通常のおさまりより外れやすいのは確かなのでお客さんのリクエストにより改良することに。
その他には被害は見られませんでした。
塗り仕上げにしている壁にも目視の範囲ではひび割れはありませんでした。
塗装はエスケー化研のベルアートです。
14年経ってもひび割れも劣化もしていないのは驚きです。


道程で高槻と茨木のまちの状況も見てきましたが屋根瓦のずれはあちらこちらで見られました。
今回の地震で最も気になってのは瓦屋根の北摂のひろい家でした。
地震当日に連絡を取るとまったく問題ないとのこと。
信頼できる建材と工法、信頼できる施工がされていれば安心だということを再確認しました。






2016年7月18日月曜日

木の外壁を美しく保つ方法

毎年恒例、自宅(高槻のスキップフロアハウス)の壁塗りを行いました。



自宅の壁の一部はカラマツ張にしています。これに撥水塗料を塗って仕上げています。
耐久性のことを考えると毎年塗った方が良い。
しかし毎年工務店に頼むとお金が大変・・・ということで
毎年自前で壁塗りを行っています。
そしてそのことを見越して木を張るのは脚立が届く範囲の高さになるよう設計しています。

塗るのも素人、塗料はコーナンで手に入る一般的で安価なものですが
10年以上経ってみた様子は当初思っていたよりはいい状態です。
雨がよく当たる地面に近い箇所は灰色に退色していますが、
それ以外はまぁまぁ木の風合いが残っています。
これならお客さんにもおすすめできるかなと。

そして工事完了後は恒例の焼き肉。ビールがうまい!これがあるからがんばれる。
こういう楽しみを工事後に設けておくことも間接的ではありますが
木の壁をいい状態に保つ要因になりうります。

2014年11月14日金曜日

無垢のフローリングは10年目経つとどうなるか|高槻のスキップフロアハウス


先日、高槻のスキップフロアハウスの10年検査を行いました。

この住宅は実家ということもあり、いろんな素材や工法を試しています。それらが10年経ってどうなったかを7回に分けてお伝えしたいと思います。


今日は無垢のフローリングが10年経つとどうなるか。

まずは玄関に使ったカバのフローリング。
下の写真は竣工当時の写真です。


10年後が下の写真です。
10年経ってもあまり変わらないという印象です。
傷らしい傷もついていません。


次にリビングで使ったアカマツのフローリング。
竣工当時の写真。


10年後が下の写真です。
こちらはずいぶん日焼けしました。傷や凹みもずいぶんついています。これはこれでいい味を出しています。



寝室に使ったスギのフローリング。
竣工当時の写真。


10年後が下の写真です。
日焼けはしていますが元が赤みが多かったので印象は変わっていません。傷や凹みはありますがアカマツに比べると少ない印象(部屋の使い方の違いかもしれませんが)。


いづれのフローリングも日常的に掃除機をかけるのとごくたまに拭き掃除をしたくらいで、新たにワックスをかけるなどはしていません。
無垢のフローリングは手入れが大変なのでは?と思われるかもしれませんが無垢だからということで特に手間がかかることはないようです。

あと、フローリングとフローリングの隙間が開く、とかフローリング同士がぶつかって盛り上がるという話も聞きますが気になるようなほどのことはありませんでした。

これはいいメーカーのフローリングを使った、ということもあるかもしれません。高槻のスキップフロアハウスのフローリングは『木童』さんの物を使っています。



2014年11月8日土曜日

高槻のスキップフロアハウス10年検査



高槻のスキップフロアハウスが引渡しから2月で10年経つため
「10年検査」に行ってきました。

なぜ10年で検査を行うかというと
住宅の品質確保の促進等に関する法律(通称:品確法)により
構造や防水に関する瑕疵担保責任は引渡しから10年と
決められています。
わかりやすく書くと構造的に問題があったり雨漏りなどした場合、
10年未満ならば基本的には施主の負担なし、
施工業者の責任で修繕を行うという決まりです。

また、10年も経つと丁寧に施工してあっても経年変化で
あちらこちらが痛んでくるものです。
加えて10年というのはキリがよくて思い出しやすい、ということもあり
10年(よりちょっと前)での検査を行っているわけです。



さて、結果はというと大きな問題はなし。
実家ということで人のうちではやりにくい実験的なことを
いくつかしたのですが概ね問題なく10年経ったようです。

2014年9月13日土曜日

洗面台を改修します 4|高槻のスキップフロアハウス




こんにちは。
吉永建築デザインスタジオの吉永です。
高槻のスキップフロアハウスの洗面台の改装完了しました。

before


after



以前に使っていた洗濯機が壊れたので探してみると、
このカウンター下に入る大きさの製品がなかったというのが
改装のきっかけ。

海外製ならばちょうどいい大きさのものもあるのですが、
高価であるということとご家族が国内メーカーにこだわっていたので
洗面台のほうを改造することにした次第。

最初は海外製を買うのとトントンくらいの金額差と思っていたのですが
カウンターのカットと補修のステンレス板取り付けこみで数万円。
結果として改装したほうがお安くつきました。

ごちゃごちゃ機能がついた既製品でなく
シンプルにオーダーメイドで作ったことがこのことを可能としました。
既製品だと洗面台ごと変えなければならなかったでしょうね。

手作りの製品はこんなところにもメリットがあるのです。