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2025年3月6日木曜日

京都のヴィンテージマンションリノベーション販売情報

2022年に弊社が設計を手掛けたマンションリノベーションを売却することになったとお客様から連絡がありました。

こだわりを実現するためにお客様も弊社も力を注いでおりましたので残念ではありますが、そのこだわりを引き継いでいただける方の手に渡ることを祈ってやみません。

このお部屋の完成までの経緯をブログにまとめたことがありますので、以前の紹介記事とリストを再掲いたします。セカンドハウスとして使われていましたのでお部屋は体験きれいな状態と聞いております。ご興味のある方はご一報ください(yoshinaga@ysng.org)。

以下、過去記事からの転載です。
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京都市左京区にてヴィンテージマンションのリペアを手がけました。数回にわたりそのプロセスを紹介します。

マンションは築50年を超えていますがエレベータを備え、今年大規模修繕工事を行うなど設備や建物の状態は申し分ありません。お部屋も同様でした。ただし築年なりの痛みはありましたし、使い勝手を考えたときに変えたい部分もありました。大きく変える必要はなく、必要なところだけ自分好みに手を加えたい…そう思われた依頼者のHさんは「リノベーションではなくリペア」という考え方に共感されて弊社に設計の依頼をされました。

改装前

いい味を出しているヴィンテージ中古物件の改装について吉永建築デザインスタジオが提案するのは、新品のように取り繕うリフォームでもなく、がらりと作り変えてしまうリノベーションでもなく、よいところを生かして仕立て直す「リペア」という発想です。お気に入りの靴や着物を丁寧にリペアしながら使い続ける感覚です。

記事リスト

  1. 京都のヴィンテージマンションをリペアする
  2. 京都左京区のマンションリペア、改装前の様子
  3. 京都左京区マンションリペア、小さい不満を少ない手間で解決する
  4. 京都左京区マンションリペア、リモート打ち合わせzoom編
  5. 京都左京区マンションリペア、リモート打ち合わせLINEワークス編
  6. 京都左京区マンションリペア、実現しなかった案1
  7. 京都左京区マンションリペア、実現しなかった案2
  8. 京都左京区マンションリペア、実現しなかった案3
  9. 京都左京区マンションリペア、採用案
  10. 京都左京区マンションリペア、工務店との事前調査
  11. 京都左京区マンションリペア、最終間取り
  12. 京都左京区マンションリペア工事編、着工
  13. 京都左京区マンションリペア工事編|設備配管の入れ替え
  14. 京都左京区マンションリペア工事編|下地の補強工事、ユニットバス
  15. 京都左京区マンションリペア工事編|壁、天井の仕上げ工事
  16. 京都左京区マンションリペア工事編|完了検査
  17. 京都左京区マンションリペア工事編|引き渡し

2022年12月22日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|引き渡し

完了検査の一週間後、無事引き渡しが行われました。これからどのような暮らしが繰り広げられるか楽しみです。


これにて京都左京区マンションリペアが完成するまでのプロセスのお話は終了です。最後にビフォーアフターをあらためて紹介しておきます。
















京都左京区ヴィンテージマンションリペア引き渡しまでのプロセス記事リスト
  1. 京都のヴィンテージマンションをリペアする
  2. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、改装前の様子
  3. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、小さい不満を少ない手間で解決する
  4. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、リモート打ち合わせzoom編
  5. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、リモート打ち合わせLINEワークス編
  6. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、実現しなかった案1
  7. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、実現しなかった案2
  8. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、実現しなかった案3
  9. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、採用案
  10. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、工務店との事前調査
  11. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア、最終間取り
  12. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編、着工
  13. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|設備配管の入れ替え
  14. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|下地の補強工事、ユニットバス
  15. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|壁、天井の仕上げ工事
  16. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|完了検査
  17. 京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|引き渡し







2022年12月15日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|完了検査

工事が完了しました。

施主と設計事務所、工務店で仕上がりを確認する完了検査を行いました。小さな手直し事項はありましたが大きな問題はなく予定通り引き渡せそうです。



2022年11月18日金曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|壁、天井の仕上げ工事

 下地工事が完了し、仕上げを張る工事が進んでいます。


壁および天井にビニールクロスが貼られました。部屋の明度がグッと上がりました。




土間収納の壁はあえて合板そのままを仕上としています。棚の支持材が取り付けられました。



2022年11月12日土曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|下地の補強工事、ユニットバス

工事は仕上げの下地となる部分の施工にかかっています。


一般的な箇所は石膏ボードを下地としますが、棚を取り付ける箇所は壁に荷重がかかるため合板を下地に張り付けて補強を行っています。


棚の他、タオル掛けにも意外と力がかかりますので傾いたり、抜けたりしないように取り付け予定箇所の石膏ボード裏を合板で補強しておきます。

下地工事と並行してユニットバスの取り付けが完了しました。



2022年10月20日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編|設備配管の入れ替え

解体工事が終わり、仕上げの下地を取り付ける工事と設備配管の工事が進んでいます。



給水・給湯管を全て取り換えるのも改装の目的でした。間取りも設備も一度改修されていましたが配管は1970年代に建てられたときのままであることが事前の調査で分かっていました。大々的に手を入れるこの機会を逃す手はありません。


写真で赤と青に見えているのが取り替えた給水・給湯管です。いまでは樹脂製の配管とすることがほとんどです。鉄管の様に錆を気にすることもありませんし、管が柔らかいので自由に配管ができるメリットがあります。




2022年10月6日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア工事編、着工

3月末、京都左京区マンションリペアの工事がスタートしました。まずは解体工事からです。

位置を動かさなくて済む壁や床はコストを抑えるためそのまま残しています。

解体が終わったところで今まで見えなかった水周りや配管位置を調査し、設計時の想定と異なるところがないかを確認します。

おおよそ、設計時の予想通りでホッとしました。予想通り土間に設備配管が通っていたのは残念。ここを通っていなかったら配管を動かす分の工事費が浮いたのですが…。



2022年9月29日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、最終間取り

 工務店の調査と金額の調整を経て、最終の間取りが確定しました。


予算の関係から和室は和室のまま、洗面台は既設を引き続き利用する、室内の建具は最低限としましたが、それでも3つの不満-①トイレへの動線が遠い、②トイレが狭い、③収納が狭い、については解決ができました。いよいよ次回から工事編のスタートです。


2022年9月22日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、工務店との事前調査

最終案が決定したところで工務店と現地を調査しました。予算が厳しく、また築年と事前の調査から早い段階から工務店に関わってもらうことがベターであると判断したからです。

特に調べたかったのは設備配管です。洗面台を取り外し壁の中の配管を確認すると漏水の跡が見られました。工事が始まってから見つけていたなら補修のための費用が追加となっていたでしょう。


どのように配管されているか、そのためにはどこをどのように直さないといけないかを事前に調べることで、工事に入ってから予想外に工事費がアップすることを防ぐことができるのです。


2022年9月15日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、採用案

前回からのつづき

第4案です。ほぼ採用案と同じ内容です。トイレを広げ、玄関土間を広げるとともに収納棚を取り付けます。あれやこれや検討した結果、大きく変えるリノベーションではなく、現況に近い間取りに仕立て直すリペアの形に落ち着きました。





2022年9月8日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、実現しなかった案3

前回からのつづき

水周りを大きく変えた案です。トイレを大きくすること、洗濯機置き場を室内に設けることに加えて、浴室を大きくすることを実現するために考えた案です。


限られたスペースで実現するためにトイレと洗面脱衣室を1室にまとめました。その分、浴室が格段と大きくできます。玄関から寝室とLDKに直接行けるようにもしています。

残念ながらこの案はトイレと洗面脱衣室が1室というのはやはり…ということで不採用となりました。

2022年9月1日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、実現しなかった案2

 前回からのつづき

第1案ではトイレと浴室周りはほぼ現況のままにしていたのですが、大胆に変えてみたいとのご意見がありました。それを受けて作成した第2案を紹介します。

下記が元の間取りと第1案です。

改装前の間取り
第1案

   

下記が第2案です。トイレを広くしたこと、玄関から洗面脱衣室が見えないようにしたことが水周りの変更点です。この案ではスペースの関係で土間収納はなくしています。


第1案通り土間収納と寝室から直接玄関に行ける出入口が欲しいこと、工事費を当初の想定より抑えたいことから別案を作成することとなりました。

2022年8月25日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、実現しなかった案1

採用案に至るまでには数案の検討を経ています。採用されなかった案を数回にわたり紹介しましょう。下記が改装前の間取りです。

改装前の間取り

上記の元の間取りへの不満のうち「トイレへの動線が遠い」「収納が狭い」を解決した案が下記の間取りです。バルコニーにあった洗濯機置き場を洗面脱衣室に移動しています。土間部分が狭そうでしたので棚は寝室に食い込むように設けています。
改装案①

この案ではトイレと浴室をほぼ現況のままにしていたのですが、もっと大胆に変えてみたいとのご意見がありました。次回はそのご意見を反映した第2案を紹介します。


2022年8月19日金曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、リモート打ち合わせLINEワークス編

前回からのつづき

遠隔地のお客様とのこまごまとした打ち合わせはLINEワークスで行いました。お客様からの提案です。

LINE感覚で気軽にやり取りができますし、なにより打ち合わせの記録がずっと残っていくのは便利です。長く打合せを行っていると「あれ?なんでこうしたんだろう…」と思うときがあります。やりとりをLINEワークスで行っていれば「そうそう、こういう経緯だった!」と確かめやすくなります。「言った言わなかった」問題も防ぎやすくなります。

お客様がショールームに行って「床はこれがいいと思うがどうだろう」という質問にリアルタイムでやり取りしたこともありました。新型コロナのこと、遠隔地であったことからの疑似ショールーム同行でしたが忙しくて時間が取れない方にも有効な方法と感じました。今後もお客様がご希望であれば採用していきたいと思います。

2022年8月11日木曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、リモート打ち合わせzoom編

京都左京区ヴィンテージマンションリペアのお客様は当時、関東にお住まいでした。仕事やご家庭の都合上、打ち合わせのたびに来京していただくことは難しかったため、zoomやLINEワークスを積極的に活用しました。

こまごましたことは日々随時LINEワークスでやり取りを行い、2週に1回程度zoomで話を詰めるという進め方でした。


お客様も私もzoomに慣れていたということもありリモートの打ち合わせは全く支障なくスムーズに進められました。資料を双方が画面に映しながら話ができるのでかつての電話やskypeでの打合せに比べて思い違いも少なくなります。1対1の会議ならば時間制限もないので有料版にする必要はありませんでした。

続く)


2022年7月29日金曜日

京都左京区ヴィンテージマンションリペア、小さい不満を少ない手間で解決する

 前回(京都左京区ヴィンテージマンションリペア、改装前の様子)からのつづきです。


間取りにたいしては3つの不満-①トイレへの動線が遠い、②トイレが狭い、③収納が狭い、がありました。

改装前

それを解決するため以下の間取りを考えました。

改装後

①「トイレへの動線が遠い」→「和室とトイレなど水周りの方に出入口を設けて近道をつくる」

壁に穴をあけるだけですから簡単です。丁寧に施工すれば周辺の補修は少しで済みます。


②「トイレが狭い」→「出入り口側の壁の位置を変更し、便器の向きを変える」

浴室も入れ替え希望でしたのでついでにトイレの壁を作り直してもそれほど手間になりません。費用を抑えるために扉は補修の上再活用します


③「収納が狭い」→「玄関からLDKへの廊下を土間収納に変更」

①で作った開口があるのでLDKから玄関への動線はこちらで確保できます。余った元廊下に棚をつけて細長いオープン収納とします。


以上、なるべく少ない手間で3つの不満を解消することを意図しました。