前回(京都左京区ヴィンテージマンションリペア、改装前の様子)からのつづきです。
改装前 |
それを解決するため以下の間取りを考えました。
改装後 |
①「トイレへの動線が遠い」→「和室とトイレなど水周りの方に出入口を設けて近道をつくる」
壁に穴をあけるだけですから簡単です。丁寧に施工すれば周辺の補修は少しで済みます。
②「トイレが狭い」→「出入り口側の壁の位置を変更し、便器の向きを変える」
浴室も入れ替え希望でしたのでついでにトイレの壁を作り直してもそれほど手間になりません。費用を抑えるために扉は補修の上再活用します
③「収納が狭い」→「玄関からLDKへの廊下を土間収納に変更」
①で作った開口があるのでLDKから玄関への動線はこちらで確保できます。余った元廊下に棚をつけて細長いオープン収納とします。
以上、なるべく少ない手間で3つの不満を解消することを意図しました。