2020年6月7日日曜日

新型コロナウィルス対策をすると間取りは農家に近づく

新型コロナウィルス感染防止のため、家に帰ったら手洗い、できれば服を部屋に持ちまずシャワーを浴びることが有効と言われてます。これはインフルエンザや花粉症対策になるのでコロナ禍が収まっても続けるとよい習慣です。家の間取りが一連の行動がしやすいようになっていると習慣にしやすくなりますし、より効果が高くなります。ではどんな間取りがいいかとちょこちょこスケッチしているうちに昔、農家のおじさんが住んでいた家を思い出しました。玄関が広い土間になっている典型的な農家の作りです。




農作業から帰ってくる→裏玄関から家に入る→土間で土のついた作業着を脱ぐ→風呂で体を洗う→着替えて部屋に上がるという流れがスムーズにできる間取りになっています。この流れは家に帰る→部屋に入る前に服を脱ぐ→手や体を洗う→着替えて部屋に入るというウィルスや花粉を部屋に持ち込まないための間取りにも応用できそうです。おじさんの家は後に建て替えられましたが考え方はこの間取りと同じです。家の中に広い土間があると外に出れないときでもそこで遊ぶこともできますね。新型コロナウィルス対策をすると間取りは農家に近づいていくかもしれません。家の中にゆったりとした雰囲気をつくりだしますのでコロナ禍に関係なく、間取りに取り入れてみてはいかがでしょうか。